生物分野の特徴と引っ掛かりポイント【動画解説】
■生物分野について
――生物分野についてお話を伺えればと思います。
高野:生物分野はいろんな先生が言うと思うんですけど「覚えろ」です。
知識量勝負なので割と社会と近いです。生物で注意してほしいと思うのが1個あって実験系問題です。
化学にも通じる部分ではあるんですけどある程度実験を見たことある、体験してる子は有利だと思います。
なので知ってるだけでだいぶ得になりますが、その時に色んな対照実験を比較させることによって何が読み取れるかという部分が
問題に出るので知識だけでなく、知識をどう使っていくかという応用がすごく大事になります。
闇雲に暗記するのはおすすめしてなくて本質の部分を理解して覚えてもらうのが塾でやってることではありますね。単に暗記するのはやめてほしいと思います。
■覚えるのもムズくない?
――覚えるのも難しくないですか?(笑)
面白おかしくここでは例えられないような例えを実際の授業ではします。例えばバソプレシンというホルモンがあるんですけど、
ホルモンは体に「何かして」っていう「お知らせチラシ」と一緒なんですよ。腎臓で水分を再吸収するホルモンだよって、問題に出てきたり
水分を再吸収することで血圧が上がる現象が起こったり逆に言うと、腎臓で水分を再吸収するからオシッコの量が減るという覚えたことから、派生部分がテストに出てくるので、闇雲に暗記するとやった結果、何が起こるかというところを理解させるように喋ってます。「こんなところに使われる」っていうのはよく言っています。
■「覚えるコツ」とは?
――コツってありますか?知識を覚えるとき、階層が設定されてる必要があると思ってて色んな昆虫だって動物の中の1種類だよねっていうように知識がピラミッド形式になってない子をよく見るなって。
高野:よく「フォルダ」を作れと言ってます。パソコンと一緒で生物というフォルダの中の「植物」「動物」動物の中の脊椎動物みたいな感じでフォルダを
自分の脳みその中に作って例えるんですけど膨大な知識で何のジャンルの単語なんだっていうのが闇雲に覚えてると散らかってしまうので、
整理することは一番意識して言ってるところではありますね。あと、何より好きになることが一番ですからね(笑)
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