物理分野の特徴と引っ掛かりポイント【動画解説】

中学受験理科/物理分野
単位換算・条件整理・計算力アップ

中学受験理科「物理分野」の勉強法──単位ミスと条件整理を乗り越えて点数の安定につなげるコツ

「計算方法は合っているのに単位を間違える」「てこ・滑車になると急に解きにくくなる」「電気は覚えたはずなのに、回路図が変わると解けない」──中学受験理科の物理分野では、こうしたつまずきが起こりやすくなります。

物理で必要なのは、公式を増やすことだけではありません。単位をそろえる、条件を図に書き込む、複雑な問題を小さく分けるといった解き方を身につけることが大切です。本記事では、講師・高野のインタビューをもとに、単位換算から、てこ・滑車・電気のつまずき、家庭での復習方法まで整理します。

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最初からすべて読む必要はありません。今のお悩みに近い項目から確認してください。

中学受験の物理分野で出やすい単元

中学受験理科の物理分野では、単元ごとに必要な力が少しずつ異なります。大きく分けると、力学・電気・光と音・圧力や浮力などが中心です。まずは「何が苦手なのか」を単元ごとに切り分けてみましょう。

分野 主な単元 つまずきやすい点 復習で見るところ
力学 てこ、滑車、ばね、ふりこ 支点・力点・作用点、支えるひもの本数、比例関係を見落としやすい。 図を描き直し、力の向きやつり合いを1つずつ確認する。
圧力・浮力 圧力、水圧、浮力 面積、体積、重さ、水の量など、複数の条件が混ざりやすい。 何を基準に比べるのかを決め、必要な条件だけを取り出す。
電気 電気回路、電流、抵抗、発熱 直列・並列の違いを丸暗記し、回路図の意味を見失いやすい。 電流・電圧・抵抗のうち、どれが同じになるのかを確認する。
光と音 光の反射・屈折、音の伝わり方 作図や角度の読み取りで、条件を取り違えやすい。 図の中に進む向き、角度、境目を丁寧に書き込む。
物体の動きに近い問題 速さ、時間、距離に関係する問題 算数の速さと理科の条件が組み合わさり、式を立てにくい。 単位をそろえ、何を求める問題なのかを最初に確認する。

物理分野は、算数で学ぶ比・比例・速さの考え方とつながる場面が多いです。そのため、理科の知識だけでなく、条件を読んで式にする力もあわせて伸ばしていくことが大切です。

中学受験理科でよく使う単位換算一覧

「式の立て方は合っているのに答えが合わない」「答えの桁が大きくずれる」という場合は、まずここを確認してください。物理分野では、考え方が合っていても、mとcm、kgとg、分と秒、AとmAを取り違えると正しい答えになりません。

計算問題に入る前に単位をそろえる習慣をつけると、単位換算によるミスを見つけやすくなります。

長さ・重さ・時間の単位換算

分野 よく出る単位 基本の換算 注意点 出やすい単元
長さ km、m、cm、mm 1km=1000m
1m=100cm
1cm=10mm
50cmを0.5mに直さず、50mとして扱わないようにする。 てこ、ばね、光、ふりこ
重さ kg、g、mg 1kg=1000g
1g=1000mg
kgとgが混ざる問題では、計算前にどちらかにそろえる。 てこ、ばね、浮力、圧力
時間 時間、分、秒 1時間=60分
1分=60秒
2分30秒は230秒ではなく、120秒+30秒=150秒と考える。 ふりこ、音、速さに関係する問題

面積・体積・水量の単位換算

分野 よく出る単位 基本の換算 注意点 出やすい単元
面積 m²、cm²、mm² 1m²=10000cm²
1cm²=100mm²
長さの換算と同じ感覚で、1m²=100cm²としないように注意する。 圧力、水圧
体積 m³、cm³ 1m³=1000000cm³ 立体の問題では、たて・横・高さの単位をそろえてから計算する。 浮力、水の量、物体の体積
水量 L、dL、mL、cm³ 1L=10dL=1000mL
1mL=1cm³
水の量と体積をつなげて考える問題でよく使う。 浮力、水溶液、水の量

電気で出るA・mAの換算

電気回路では、A(アンペア)とmA(ミリアンペア)の換算がよく出ます。

  • 1A=1000mA
  • 500mA=0.5A
  • 0.2A=200mA

たとえば、問題文では500mA、選択肢や式ではAで表されている場合があります。このとき、500mAを500Aのように扱ってしまうと、答えが大きくずれます。計算を始める前に、Aでそろえるのか、mAでそろえるのかを決めてから式を書くようにしましょう。

単位換算ミスを防ぐ書き方

よくあるミス なぜ起きるか 防ぎ方
50cmを50mとして計算してしまう。 数字だけを見て、単位を見落としている。 50cm=0.5mのように、計算前に換算を書き出す。
2分30秒を230秒にしてしまう。 時間を十進法のように読んでしまう。 2分=120秒、そこに30秒を足す、と分けて書く。
500mAを500Aとして扱う。 mAとAの違いを計算中に忘れている。 1A=1000mAを式の横に書き、先に0.5Aへ直す。
面積の換算で1m²=100cm²としてしまう。 長さの換算と面積の換算を混同している。 1m=100cmなので、1m²=100cm×100cm=10000cm²と確認する。

物理分野の勉強法を動画でも確認できます

単位換算だけでなく、物理分野でつまずきやすいポイントや勉強法をまとめて確認したい方は、こちらの動画もご覧ください。対談形式で詳しく解説しています。

家庭で復習するか、個別に原因を見るかの目安

単位換算や基本公式を忘れているだけなら、基本問題を使って家庭で復習できることがあります。一方で、どこで間違えているのか本人も分からない状態では、問題数を増やすだけで同じミスを繰り返すこともあります。

家庭で復習しやすい状態

  • 単位換算など、間違いの原因がはっきりしている
  • 解説を読めば、自分の間違いを説明できる
  • 基本問題なら自力で式を立てられる

個別に原因を確認したい状態

  • 物理だけ点数が安定しにくい
  • 公式は覚えているのに、どの式を使うか判断できない
  • てこ・滑車・回路図を見ると、解き始めるまでに時間がかかる
  • 解説を読むと分かるが、初めて見る問題では式を作りにくい

後者の場合は、知識を追加する前に、答案や途中式、図への書き込み方を見て、どの段階で考えにくくなっているのかを整理することが重要です。

個別指導でどのような学習を行っているか確認したい場合は、理科個別指導の講座案内をご覧ください。

物理分野でつまずきやすい3つのポイント

単位換算を覚えても点数が安定しない場合は、図の読み方や条件整理にも原因がないか確認してみましょう。特に、てこ・滑車などの力学では、知識だけでなく複雑な条件を整理する力も必要になります。

1.単位換算:数字だけでなく単位まで見る

高野:理科には物理・化学・生物・地学の4ジャンルがあって範囲が広いんですけど、どこでも言えるのは単位が一番引っかかりポイントです。
キロ、マイクロ、ナノなど設定して作ってくるような問題もあるので、単位のズレた問題を解くのが大変だと思います。

物理に限らず、理科全体で起こりやすいミスのひとつが「単位の取り違え」です。特に物理では、次のような変換が頻繁に出てきます。

  • 長さ:m/cm/mm
  • 時間:s(秒)/min(分)
  • 質量:kg/g
  • 電気:A(アンペア)/mA(ミリアンペア)

さらに、キロ(k)・ミリ(m)・マイクロ(μ)・ナノ(n)といった接頭語が絡むと、「数字は合っているのに単位を誤って不正解」というケースも増えます。

力や面積の単位が絡む問題では、単位換算だけでなく、何を基準にして圧力を考えるかも重要です。水圧・圧力・気圧の整理は、水圧の求め方と圧力気圧の違いでも確認できます。

単位ミスを減らすためには、次のような習慣づけが効果的です。

  • 問題文の数字の横に必ず単位を書き込む(例:20 → 20cm)
  • 計算を始める前に、すべて同じ単位にそろえる
  • 式の途中で「×100」「÷1000」などの換算を省略せずに書く
  • 答えが出たら、値が大きすぎたり小さすぎたりしないか確認する

2.てこ・滑車:複雑な図を1つずつ分ける

高野:物理で言うと、てこ・天秤系の問題もあるんですけど、ほとんど算数と一緒です。
物理=数学って中高生たちにも言っていますが、天秤の問題は基本的な問題ができる子が多いと思うんですよ。
だけど、一杯滑車がついてきたり、荷物が一杯重なったり条件が乗っかってくると、複雑になって心が折れることが多くなるので…

てこ・天秤・滑車・ばねなどの単元は、一見「物理らしい」内容に見えますが、実は根っこは算数の比・比例・逆比例です。

  • 力のモーメント(力×腕の長さ)
  • 力の釣り合い
  • 仕事(力×移動距離)

など、一定の考え方を押さえることが基本になります。てこ・かっ車・ふりこをまとめて確認したい場合は、てこの原理と支点力点作用点・かっ車ふりこもあわせて確認できます。

入試レベルでは、

  • 滑車がいくつも連なっている
  • 重りが複数個、あちこちにぶら下がっている
  • 問題文の条件が長く、図も複雑

といった見た目の複雑さが加わります。

てこの問題では、「左側の重さ×支点からの距離」と「右側の重さ×支点からの距離」がつり合うかを見ます。支点を確認しないまま腕の長さを読んでしまうと、使う距離を間違えやすくなります。滑車では、重りを支えているひもの本数を数えることで、力の分かれ方を整理しやすくなります。

難しそうな問題に出会ったら、いきなり全部を理解しようとせず、①図を単純な形に分ける → ②1パーツずつつり合いを考える → ③最後に全体をまとめるという流れで整理しましょう。

3.条件整理:必要な情報だけを取り出す

高野:ましてや条件をいっぱい入れることによって忘れさせたりする問題もあるので問題の条件を読み取れば引っ掛かりにくいと思います。

入試問題では、条件が多く書かれている中から、今解いている小問に必要な情報を見極める力が求められます。

水に浮く・沈むを考える問題では、重さ、体積、押しのけた水の量など、複数の条件を順番に整理する必要があります。浮く沈むの判断は、浮力とは何か公式と求め方で確認できます。

条件の多い問題では、次のように整理してみましょう。

  1. 問題文を一度通して読み、数値や条件に下線を引く
  2. 図の周りに条件を自分の言葉でメモする
  3. 「この条件は何のために書かれているか?」を考える
  4. 今の小問で使わない条件は分けておく

条件を全部頭の中で覚えておこうとしないことがポイントです。「使う条件」と「今は使わない条件」を分けることで、複雑な問題でも整理しやすくなります。

つまずきポイント早見表

つまずきポイント よくあるケース 対策のヒント
単位 mとcm、kgとg、minとsなどの換算を忘れて誤答。
  • 数字の横に必ず単位を書き込む
  • 計算前に単位をそろえる
  • 式の中にも単位を書く
複雑な図 滑車や重りがたくさんあり、どこから考えればよいか分からない。
  • まずシンプルな部分だけを取り出す
  • パーツごとに力やつり合いを考える
  • 最後にパーツをつなぎ合わせて全体像を把握する
条件の多さ 条件文が長く、どれが必要なのか分からないまま計算に入る。
  • 条件を図に書き込んで整理する
  • 小問ごとに必要な条件だけを拾い直す
  • 今は使わない条件を分ける

物理は暗記だけでは伸びにくい

公式を覚えているのに解けない理由

高野:興味を持てなかったら自分から面白いと思ってやってる子は暗記しようと思ってないというかコツのつかみ方や本質の見抜き方が上手いですけど、急遽受験しろみたいに言われたタイプは一問一答形式でインプットさせてる塾が悪いわけでもないと思うんですけど、学校でもこうだよなんていう言われ方するので暗記に頼る子は多く見えますね。

物理は、「なぜそうなるか」を考えながら解くことが重要な分野です。しかし、受験までの時間が限られていたり、興味を持つきっかけが少なかったりすると、どうしても「公式を丸暗記」「パターンだけ覚える」学習に偏りやすくなります。

一問一答や解法パターンを覚えること自体が悪いわけではありません。ただし、

  • なぜこの式を使うのか
  • この式はどんな状況で成り立つのか

という部分まで確認しておかないと、条件や図が少し変わっただけで、使う式を判断できなくなることがあります。

電気は「意味から入る」「やり方から入る」を使い分ける

――特に電気とか多くないですか?
高野:分からない子からすると覚えてマニュアル化していくのがいいという子ももちろんいるんですよ。塾の先生もその子の特性に合わせてうまく喋らないと、意味が分からないって言う子にはこれはこう当てはめれば解けるよっていう成功体験を与えていけば、やっていくうちに段々わかってくるので生徒のタイプ別によるかなと思います。

電気の単元は、「抵抗が並列のときは…」「直列のときは…」とルールが多く見えるため、暗記中心になりやすい単元です。

回路図の読み取りでつまずく場合は、記号、電池の向き、直列・並列、電流の向きを分けて見る必要があります。基本の確認には、豆電球の記号と回路図の整理も役立ちます。

学び方は、お子さまのタイプによって変えることができます。

  • 意味から入ると理解しやすい場合:なぜ電流が分かれるのか、なぜ電圧が同じになるのかを図で確認する
  • まず形から覚えた方が進みやすい場合:代表的な回路の解き方から始め、解ける問題を増やしてから意味を確認する

たとえば電気回路では、直列回路なら「電流は同じ」、並列回路なら「電圧は同じ」といった整理が基本になります。ただし、言葉だけを覚えるのではなく、回路図のどこがつながっているのかを指で追いながら確認することが大切です。

最初からすべてを理解しようとする必要はありません。まず解ける基本問題を作り、その後に「なぜそうなるのか」を確認していく方法もあります。

物理の勉強法は「解く量」と「振り返り」が重要

手を動かして「最初に見るポイント」を言葉にする

高野:物理で言えるのは、演習量を上げることです。暗記も知識として覚えなきゃいけないことも多いですが、とにかく計算力が必要となってくるので、インプット以上にアウトプットの方を多くしていくのが物理で大事なポイントだと思います。

物理は、解説を読んだだけでは自力で解けるかどうかを判断しにくい分野です。解説では理解できても、自分で最初から式を立てようとすると難しい場合は、演習と振り返りを増やしてみましょう。

光の単元では、図を見て角度や進む向きを判断するため、計算問題とは違う条件整理が必要になります。反射と屈折の違いは、水中から空気中へ進む光の屈折反射で確認できます。

  1. まずは基本問題・基本例題を繰り返し解く
  2. その単元の代表的なパターンを整理する
  3. 少しレベルの高い問題で、どの考え方を組み合わせるか試す
  4. 間違えた問題には、「次に同じタイプが出たら、まず何を確認するか」を書き残す

こうした学習を繰り返すことで、計算する力だけでなく、問題を見たときに何から確認すればよいかを判断する力も身につけていきます。

物理が苦手な子に多いミス

「物理が苦手」とまとめて考えるのではなく、答案や解き方からどこで間違えやすいかを確認すると、復習の優先順位を決めやすくなります。

よくある状態 家庭で見えるサイン 学習で優先すること
単位ミスが多い 式は合っているのに、答えの桁が大きくずれる。 数字だけでなく単位も書き、計算前に単位をそろえる練習をする。
複雑な図を見ると解きにくくなる てこ、滑車、電気回路などで、問題文を読んでも考え方を決めにくい。 図を小さなパーツに分け、分かる部分だけを先に書き込む。
公式は覚えているのに使えない 「どの式を使えばいいの?」と毎回迷う。 問題を解いたあとに、なぜその式を使ったのかを一言で説明する。
電気だけ丸暗記になっている 直列・並列の言葉は覚えているが、回路図が変わると解けない。 電流が通る道を指で追い、何が同じになるのかを図で確認する。
解説を読むと分かるが自力で式が作れない 解き直しでは分かるのに、初めて見る問題では式を作りにくい。 間違えた問題に「次はまず何を確認するか」を書き残す。

家庭学習で物理を復習する順番

家庭学習では、難しい問題を増やす前に、①単位と基本事項 → ②間違いの原因 → ③解き直しという流れで確認すると、何を直すべきか分かりやすくなります。

1.基本問題で単位と図を確認する

物理が苦手な場合、最初から応用問題に取り組むよりも、基本問題で単位・図・公式の使い方を確認する方が安定しやすくなります。特に、単位換算や支点の位置、回路図のつながり方などは、簡単な問題のうちに丁寧に確認しておきたい部分です。

2.間違えた問題は原因別に分ける

間違い直しでは、「答えを写して終わり」にしないことが大切です。単位ミスなのか、図の読み取りミスなのか、公式選びのミスなのかを分けると、次に何を直せばよいかが見えやすくなります。

3.同じ問題を解き直す

物理では、多くの問題を一度ずつ解くよりも、代表的な問題を何度か解き直し、考え方の流れを身につけることが大切です。「単位をそろえる」「図に条件を書き込む」「式を立てる」という流れを、手を動かしながら確認していきましょう。

家庭学習で迷わないための要点

物理分野で意識したい3つの視点
  • 単位の扱いに慣れる
  • 条件整理で図と情報を整理する
  • 演習を通して自力で式を作る練習をする

この3つを意識し、公式を覚えるだけでなく、自分で考えて解く流れを身につけていきましょう。

家庭学習でできる工夫
  • 単位変換だけを集中的に練習する
  • 複雑な問題は、自分の手で図を描き直す
  • 同じ単元の問題を数を絞って反復する

問題数だけを増やすのではなく、代表的な問題で考え方を再現できるかを確認することがポイントです。

物理の「どこでつまずいているか」が分からない場合

単位換算や公式など、原因がはっきりしていれば家庭でも復習しやすくなります。一方、公式は覚えているのに解けない、解説を読むと分かるのに初めて見る問題では解き方を決めにくいという場合は、知識以外のところに原因がある可能性があります。

当塾「しゅん吉クエスト」では、物理分野を含む中学受験理科について、一人ひとりのつまずき方に合わせた個別指導を行っています。答案や解き方を確認しながら、単位、条件整理、図の読み方、式の立て方など、どの部分を優先して見直すかを整理していきます。

授業では、例えば次のような点を重視しています。

  • 単位・条件を整理するノートの書き方・図の描き方の指導
  • 代表的なパターンを押さえた演習プランづくり
  • お子さまのタイプに合わせた「意味から入る」/「やり方から入る」アプローチ

「物理だけ何となくモヤモヤしている」「何を復習すればよいのか決められない」という場合は、まず現在のつまずきを整理するところから確認できます。

理科個別指導の詳細を見る

開講講座や指導スタイルの詳細は、「講座案内ページ」からご確認いただけます。

苦手な単元を詳しく確認したい方へ

「物理全体」ではなく特定の単元でつまずいている場合は、次の解説ページで基本事項を確認できます。単元そのものを理解したい場合は関連ページ、どこでつまずいているか判断しにくい場合は個別指導というように、目的に合わせて使い分けてください。

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中学受験理科の物理分野でよくある質問

中学受験理科の物理分野では、どの単元が出ますか?

てこ、滑車、ばね、浮力、電気回路、光、音、ふりこ、圧力などが中心です。学校や塾の教材によって扱い方は異なりますが、計算、図の読み取り、条件整理が必要になる単元が多くあります。

物理が苦手な子は、何から復習すればよいですか?

まずは単位換算、基本公式、図への書き込みを確認します。難しい応用問題から始めるより、基本問題で「何をそろえるか」「図のどこを見るか」「なぜその式を使うか」を確認すると、つまずいている箇所を見つけやすくなります。

単位換算ミスを減らすにはどうすればよいですか?

数字だけを書かず、必ず単位も一緒に書くことが大切です。計算前に単位をそろえ、式の途中にも換算を書き残すと、mとcm、kgとg、AとmAなどの混同を見つけやすくなります。

電気は暗記だけで対応できますか?

基本ルールを覚えることは必要ですが、暗記だけでは条件が変わった問題でつまずきやすくなります。直列と並列で何が同じになるのか、回路図のどこを見ればよいのかを確認しながら演習することが大切です。

てこ・滑車の問題は算数が苦手だと難しいですか?

比、比例、つり合いの考え方を使うため、算数の力は関係します。ただし、複雑な図を一度に考えず、支点や重り、ひもなどを分けて見る練習をすると、考え方を整理しやすくなります。

家庭学習だけで復習するか、個別に相談するかはどう判断すればよいですか?

単位換算など間違いの原因がはっきりしていて、解説を読めば自分のミスを説明できる場合は、家庭で基本問題を解き直す方法があります。一方、公式は覚えているのに使えない、解説を読むと分かるのに初めて見る問題では解き方を決めにくい、何が苦手なのか本人も説明できないといった場合は、答案や途中式を見ながら原因を整理する方法もあります。

物理だけ苦手な場合でも相談できますか?

当塾「しゅん吉クエスト」では、物理分野を含む中学受験理科について個別指導を行っています。物理分野でどこにつまずいているのかを整理したい場合は、講座案内や学習相談からご確認ください。

まとめ──物理は「単位・条件整理・演習」から見直す

中学受験理科の物理分野では、知識を覚えるだけでなく、単位をそろえる、条件を整理する、図を読み解く、自分で式を作るといった力が必要になります。

  • てこ・滑車・ばね・浮力・電気回路・光・音・圧力などが主な単元
  • 計算方法が合っていても、単位換算のミスで正しい答えにならないことがある
  • てこ・滑車などは、比・比例やつり合いの考え方とつながっている
  • 複雑な問題は、条件や図を小さく分けて整理する
  • 公式を覚えるだけでなく、なぜその式を使うのかまで確認する
  • 間違えた問題では、答えよりも次にまず確認するポイントを残す

まずは、単位換算を確認すること、条件を図に書き込むこと、基本問題を解き直すことから始めてみてください。

それでも「何を直せばよいのか分からない」「解説を読めば分かるのに自力では解けない」という状態が続く場合は、問題数を増やす前に、答案や途中式からつまずいている場所を確認することも一つの方法です。

物理のつまずきを一度整理したい方へ

「物理だけ点数が安定しない」「単位・条件整理・図の読み方のどこで間違えているのか分からない」といった場合は、現在の答案や解き方をもとに学習方針を整理する方法があります。

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