物理分野の特徴と引っ掛かりポイント【動画解説】

■物理で引っ掛かりやすいポイント

――物理単元の勉強法で色んな問題や単元がありますが、どういうところで引っかかるのかというお話からお願いします。

高野:理科には物理・化学・生物・地学の4ジャンルがあって範囲が広いんですけど、どこでも言えるのは単位が一番引っかかりポイントです。
キロ、マイクロ、ナノなど設定して作ってくるような問題もあるので、単位のズレた問題を解くのが大変だと思います。
物理で言うと、てこ・天秤系の問題もあるんですけど、ほとんど算数と一緒です。
物理=数学って中高生たちにも言っていますが、天秤の問題は基本的な問題ができる子が多いと思うんですよ。
だけど、一杯滑車がついてきたり、荷物が一杯重なったり条件が乗っかってくると、複雑になって心が折れることが多くなるので
まずしっかり1個1個紐解いて問題を解いていくというところがすごく大事になるなと思ってます。
ましてや条件をいっぱい入れることによって忘れさせたりする問題もあるので問題の条件を読み取れば引っ掛かりにくいと思います

■暗記科目だと思っている人多くない?

――物理・化学・地学・生物を問わず、物理まで暗記科目って思ってる生徒っていませんか?

高野:興味を持てなかったら自分から面白いと思ってやってる子は暗記しようと思ってないというか
コツのつかみ方や本質の見抜き方が上手いですけど急遽受験しろみたいに言われたタイプは一問一答形式でインプットさせてる塾が悪いわけでもないと思うんですけど、学校でもこうだよなんていう言われ方するので暗記に頼る子は多く見えますね。

――特に電気とか多くないですか?

高野:分からない子からすると覚えてマニュアル化していくのがいいという子ももちろんいるんですよ。塾の先生もその子の特性に
合わせてうまく喋らないと意味が分からないって言う子にはこれはこう当てはめれば解けるよっていう成功体験を与えていけば
やっていくうちに段々わかってくるので生徒のタイプ別によるかなと思います。

■注意ポイント

――踏まえて物理を勉強するときに注意したいポイント勉強法を伺えればと思います。

高野:物理で言えるのは、演習量を上げることです。暗記も知識として覚えなきゃいけないことも多いですが、とにかく計算力が必要となってくるので、
インプット以上にアウトプットの方を多くしていくのが物理で大事なポイントだと思います。

 

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