【理科のコツ】水よう液(中和)

今回は水溶液の混ぜ合わせ、中和です。
中和についてやっていきます。中和は聞いた事ありますか?
酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液、塩基性と言ったりもします。

中和とは?


この水溶液を混ぜ合わせて中性の水溶液が出来る事です。
と言っていますが、この図は間違っております。
どこの問題集?と探さないで下さい。いいですか?これはもう誤った図です。
実は中和というのが何かというと、酸性の性質とアルカリ性の性質、
お互いの性質を打ち消し合う反応です。
だから、酸性チームの方がちょっと強過ぎて
アルカリ性チームが全員負けちゃってちょっと酸性になっている状況、
ここの出来上がった水溶液が酸性でもアルカリ性でも
お互いの性質を打ち消していたら中和と言います。
だけど、もちろん小学校の中学受験問題では完全中和と言って、
お互いが戦って酸性とアルカリ性両方の性質がなくなる互角の状態、
いわゆる完全中和の状態でよく問題が出ます。
この図が間違っているという言い方をしましたが、実際は凄く詳しく正しく書いています。
見て下さい。熱と書いていないですか?さりげないですが、実はこれが大事です。
高校生の皆は分かりますよね?
実は中和反応を起こすと、絶対に発熱反応が起こります。
これ、さりげなく知っておくとかっこいいです☆
もちろん受験の問題で問われる事はないですが、必ず熱が出ます。
吸熱ではないです。必ず発熱反応です。
実際中和させてみると、ビーカーがとても熱くなります。
という事で、まずはこういう性質があるというのを覚えておきましょう。

一つまとめるとこんな感じです。
酸という酸性のものとアルカリ性のものを合体させると
何が出来るかというと、実はこれが出来ます。
これを塩(しお)と読まないで下さい。
えんと言います。知っていましたか?
これはものによります。
例えば食塩も出来るし、あと硫酸銅とか色々いっぱいあり過ぎて言えないです。
だから、この出来上がったものを塩(えん)と言います。
そしてもう一個は水が出来ます。
だから、酸とアルカリを合体させると塩と水が出来ます。
まずこれをしっかり押さえておきましょう。
そして、実際に問題を解く上では酸性の濃度、アルカリ性の濃度が重要です。
こっちがめっちゃ濃い酸性でこっち薄いアルカリ性だったら
こいつを大量に用意しないと酸性チームに勝てません。
だからそういうのが問題文の条件に色々ヒントが出てきます。
そういうのをうまく読み取っていくという所が大事です。
これは問題によって色々なパターンがあるので一緒に勉強していけるといいかなと思います。
という事で皆に最後に伝えたいのはこちらになります。
リトマス紙の変化です。
知っている人も多いと思います。
という事で、僕からのキーワードはこちらです。
おかあさん」と覚えておくといいです。
母親が恋しくなったのかという事ではないです。
これは何かと言うと、
青色のリトマス紙が赤色のリトマス紙に変化するのが酸性という有名な語呂合わせです。
なので、こちらだけ覚えておくといいでしょう。
他にも知っている語呂合わせがあったら

是非しゅん吉クエストの私の方にどしどし教えて下さい。
という事で、一緒に勉強していきましょう。頑張って下さい!

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