【理科のコツ】花のつくり

今回は花のつくりについて話していきます。正確に言うと被子植物と呼ばれる花のつくりです。松とか銀杏とかソテツとかああいうシリーズの裸子植物と、一般的に私たちが見ている花というのは被子植物になります。

こんな絵を見た事ありますか?よく観察してみるとこんな感じになっています。もちろん花の種類によってはおしべの数とかが違ったりします。覚えて欲しいのが、おしべのやくの部分です。なぜ、やくを教えているかというと、やくの中に花粉がいるからです。だから花粉症の皆さん、やくを引きちぎって下さい。とにかく、やくに花粉が入っています。そして、このど真ん中にドンッてあるのが、めしべです。

おしべとめしべはなんとなくオス・メスみたいなイメージがあると思いますが動物のオス・メスと植物のオス・メスは微妙に違います。だから、蜂とか虫が甘い蜜に吸い寄せられて近付いてきて花粉をくっつけて遠くに飛んでいくとか風で花粉が飛んでいくとか虫媒花、風媒花というグループにも分けられたりします。今回は花の作りという事で、まずど真ん中にドンッとめしべがあってその周りにおしべがあって、おしべの中でもこの花糸というここの棒の事を言ったりもします。ここまでは覚えなくていいかなと思うけど、知っていたらカッコいいです。基本的にはおしべ、やくは覚えておいて欲しいです。

めしべのど真ん中に胚乳があります。この胚乳を包み込んでいるのを子ぼうと言います。あと先の事を柱頭と言います。これは是非覚えて欲しいキーワードになります。花びらが一番メインみたいなものですが花びらの事をカッコつけて花弁と言ったりします。こんな表記で書いてあるようなテキストもあるから同じと思っていていいです。あとがくの事をがく片と言ったりもしています。これもチェックしておくといいです。呼び名が色々あります。じゃあ、この花糸とかは別の呼び方あるんですか?となりますが花糸はあんまり出てこないからこんなの覚えなくていいです。花たくも覚えた方がいいですか?ですが、これも出てこないから覚えなくていいです。だけど、花たくとかも知っておくといいです。りんごを食べた事ありますか?りんごは花たくです。りんごの実ですが、子ぼうのここの部分の事を果実っていうじゃないですか?となりますが、よく知っていますね。この部分はのちの果実ですが、実はリンゴは花たくの部分が肥大化したものです。偽果と言って、真実の果物ではない偽物の果物と書かれるやつです。実はこういった所にも色んな話があったりするので、花たくというキーワードは知っていても損ではないけどテストにはほぼ出てこないです。という事で今さりげなく言いましたが、子ぼうというのがのちの果実になるので僕たちはこいつを食べています。覚えておくといいでしょう。はいしゅが、のちの種子です。という事で、花のつくりしっかり覚えておきましょう。

最後にお話するのは、「合べん花」「りべん花」です。

「りべん」は、花びらが離れるという意味の字を表します。例えば、朝顔の花は一枚の花びらではなく、花びらが離れています。したがって、花占いの際には、一度好きになるとすぐに終わってしまうような花を指します。一方、「合べん花」は、好き嫌いが繰り返され、最悪な状態を表現します。4枚の花びらなどの偶数の花びらがある場合、絶対に嫌いになってしまうということを意味します。そのため、奇数枚の花びらを持つ花を選びます。例えば、桜の花びらは5枚なので、ちぎって「好きかな?」と花占いを楽しむのです。このような花占いは、好き嫌いが続くことから、楽しい瞬間を提供します。ただし、花占いのために必ず奇数の花びらを選ばなければならないわけではありません。しかし、菊やタンポポのようにたくさんの花びらを持つ花を使うと、花占いが一日中続いてしまうかもしれません。実は、「菊」や「タンポポ」などは、花占い的にはたくさんの種子と花びらが組み合わさっている花であり、一枚の花びらとして扱われます。具体的には、「胚珠花びら」と呼ばれるもので、キク科の植物に見られる特殊な例です。これらの花は合べんのグループに含まれ、花占いが可能です。「合べん花」をイメージする際には、花占いが一枚の花びらで終わるというイメージを持つことができますが、実際には少し違う点があることを覚えておいてください。身の回りにある植物について、細かい特徴に注目して学んでみるのも面白いですよ。頑張ってください!

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