【理科のコツ】いろいろな水溶液の性質
いろいろな水溶液の性質
今回は、いろいろな水溶液の性質について話していきます。
こんな表を見たことありますか?別に横書きでも縦書きでも斜め書きでも何でもいいです。これに関しては覚えて下さい。いろいろ語呂合わせで暗記方法とか言っている先生とかもいますが本当に暗記の方法は人それぞれです。自分たちのやりやすいやり方で暗記して欲しいと思います。
今回特徴として覚えて欲しいのが、まず酸性という液体です。実はアルカリ性の方がめちゃくちゃ危ないです。中性というどうでもいいような状態もあります。まず、ここの分け方で覚えておくといいかなと個人的には思います。BTB溶液は酸性に垂らしてあげると黄色、中性だと緑、アルカリ性だと青になります。今回覚えて欲しいのが、酸性、中性、アルカリ性という水溶液のこの性質でまずは大別して覚えるのが凄くベストだと思います。酸性は結構簡単です。塩酸、炭酸、ホウ酸です。お酢はさく酸というものが入っています。さく酸という溶質を溶媒の水に溶かしています。
先ほど、溶質、溶媒、溶液を絶対覚えておいてねと言った溶けているもの、ここがいわゆる溶質と呼ばれるものです。酢酸という物質を溶かしています。だから、酸と入っています。あと過酸化水素もたまに出てきます。酸が入っています。簡単に言うと酸が入っているから酸性です。アルコールを酸性だという人はちょっとおかしいです。さっきアルカリ性が危ないよ、と言ったのを聞いていましたか?
アルカリ性は危ないかなと思うかも知れないですが、アルカリ性の代名詞は「水酸化ナトリウム水溶液」です。
むしろ水ナトだけ今日覚えて欲しいです。水酸化ナトリウムというのはアルミを溶かすと書いていますが、なんだったら皮膚を溶かします。生物的にも結構危ないです。
こういったアルカリ性というのは、石鹸なんかで代名詞的に使われます。
ちょっとこれが引っ掛けで、中性洗剤は中性です。中性洗剤って書いていますからね。普通のこういう石鹸のように汚れを落とすようなもの、イメージで言うとヌメヌメ系になります。こういったものがアルカリ性と呼ばれます。だから、食器洗いの洗剤とかはそういったアルカリ性です。こうやって食器を洗ったりすると指紋が溶けたりします。最近はいい洗剤とか出来てきていますが、昔のママとかが肌荒れしているのはこのアルカリ性の影響です。水酸化ナトリウムというのはめちゃくちゃアルカリ性の強い有名な物質だから、こいつがもう手についちゃうとやばい事になるのですぐに洗って下さい。というのが、
よく実験とかで注意される内容です。
あとアンモニア水ですが、別にこれは教えなくてももう経験している人は分かると思います。直接匂いを嗅いだら鼻をブスっと刺されるような匂いです。これも結構危ないです。アルカリ性の刺激のある匂いをしているという事です。実際に自分たちで経験してみた事がある、写真とか動画でもいいですが、実際見てみると覚えやすいと思います。さすがにこれを暗記しろと言われたら、嫌だと思うと思いますので、見ておくといいです。
石灰水と言ったら二酸化炭素で白く濁らせると思っておくといいと思います。アルコールは最近とか消毒スプレーとか、あとお酒で使っています。お酒の匂いがします。お酒がアルコールで出来ていますからね。消毒に使われるのも知っていますよね。砂糖水には砂糖が混ざっている。これは中性です。
要は、酸性、アルカリ性の性質がない、食塩水、砂糖水、アルコール水です。中性と言ったらこいつらです。逆に言うと中性はこいつらぐらいしか出てこないんじゃないかなと思います。なので、酸性のもの、アルカリ性のものはもうちょっとあります。ですが、小学校の中学受験ではここが代名詞かなという所なので押さえておいて欲しいと思います。
色々性質も載っていますし、今や動画とかサイトとかでもいろんな写真とかも見て取れるのでそういう資料集みたいな図とか写真を見ながら学習を進めていくといいと思います。という事で、皆さん暗記が大変な所ですが頑張っていきましょう!