【理科のコツ】種子のつくり
今回は種子のつくりについて話していきます。種子、簡単に言うと植物の種の事です。この種子には実は二種類あります。有胚乳種子と無胚乳種子という二種類存在します。
これはインゲン豆とトウモロコシ、ひまわりや柿というのを例に取っています。豆系とかひまわりというのは無胚乳種子の代表例です。そして有胚乳種子は、とうもろこしとか柿が代表例です。これをどうやって覚えたらいいですか?とよく質問されます。雑な簡単な言い方でいうと、私たちが主食として食べている系が有胚乳種子です。だからトウモロコシとか小麦系の稲とかです。お米を食べていると思います。お米の白い部分は胚乳です。あと柿ですが、オシロイバナとかもそうかな?特殊なやつはもちろんいっぱいいますが基本的には主食として食べている系が有胚乳種子で、それ以外の豆系は無胚乳種子だという感じで覚えておくといいかも知れません。色んな覚え方があるので、暗記の方法に関してはああしろこうしろとは言わないので自分の覚えやすい覚え方でいいです。
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そもそもこの【胚乳】何かというと、種だから要は植物の赤ちゃんです。この種を植えた時に発芽すると言って、発芽の条件聞いた事ありますか?水、空気、温度です。この条件が揃うと、芽が生えてきます。その時のこの種はどこから栄養分ゲットすると思いますか?動物みたいにお母さんが運んできてほらお食べ、みたいにやってくれないんです。だからこの植物くんたちはこの胚乳と呼ばれる場所に栄養分をめちゃくちゃ蓄えていてここのエネルギーを使ってでっかくなっていきます。
無胚乳種子は栄養分がないから死ぬじゃないですかと、違います。無胚乳種子の場合は、子葉(しよう)という場所に栄養分を蓄えています。それを使ってニョキニョキニョキとでっかくなります。だから有胚乳種子は弁当箱を持っているみたいな感じです。イメージでいうと、カバンにお弁当箱を詰めて持ち歩いている人いると思います。その人たちは弁当箱あり人間です。有胚乳種子です。それに対して、無胚乳種子というのはお弁当箱なしです。鞄にそのまま直接からあげとかを入れています。お腹空いたなって言ったらそのままからあげ食べるみたいな感じです。という事で、このように胚乳があるかないかというので違いがあります。弁当箱を持っているか持ってないかという違いですのでそこをしっかり自分なりのイメージで覚えていくようにしてみて下さい。