【理科のコツ】川の様子と川がつくる地形

今回は川の様子と川がつくる地形について学習していきます。要は、川が何しているのか?という所です。川が何しているか分かりますか?ただ流れていると言えばそうですが、実際地形を変える働きがあったりします。ではまず川の様子です。

日本は山が凄いいっぱいあるというのは習いましたか?めちゃくちゃ山だらけです。山があって、海に行くにつれ、山の山間部がめちゃくちゃ急になっています。河口部分になるとなだらかになっていきます。だから、川の上流では水の流れがもの凄い激しく、河口に行くと水の流れが穏やか、緩やかになっているというような流れの速さが速い遅いという事があります。そして、上流の方は川が細いから水量が少ないです。だけど、水が流れてきて下の方になるとダバーっとなり広がっていき、水量が多くなります。こういった特徴がまとまっています。

そして、是非押さえておいて欲しいポイントが石の様子です。石ころの形、写真を見て、これが上流の写真の話をしているな、河口の話をしているな、みたいなのを判断して欲しいです。石がゴツゴツしている場合は、でかいです。実際自分の教科書とかそういうのがあったらそっちも確認して下さい。

角ばった大きな岩、石があります。要は、噴火してドーンって出来た時に石ゴロってでっかいのが出来ます。マグマが冷え固まって出来た岩石が多いからです。それがここからゴロゴロゴロゴロゴロって転がって削れていきます。だから、中流に来るとちょっと大きめだけど中ぐらいで少しずつ丸みを帯びてきます。そして、これがゴロゴロゴロゴロって河口まで行くと、さすがにガンガンガンってぶつかって粉々になって砂っぽくなります。海に行ったらもう砂だらけです。そんな形で、細かい砂が多いという所が書かれています。なので、実際写真とかを見て、上流、中流、下流の様子っていうのを把握しておく事が大事です。実際釣りをした事がある人は分かると思います。

じゃあ続いて川が何しているか、と言った時に地形を作っていると言ったと思いますが、どんな地形を作るかです。この、4つしっかり覚えましょう。

まずはV字谷です。V字谷(ぶいじこく)と言ったりもします。どちらでもいいです。これどういうのかというと、山に川がザーッと流れます。そして、水が凄い勢いで流れちゃったせいでガリっと削られてVの字になるんです。ちょうどこの写真だとこうなっています。社会とかでも出てくるので是非押さえおいて下さい。そしてもう一個はせんじょう地です。山から平地に行くと土砂がドサーってなり、扇形っぽくなってないですか?だから、扇という漢字を書いて扇状、扇形の状態の地と言っています。続いて、あとは三角州です。これちょっと見にくいですが、川がシャーって流れています。そうすると、こっち側にも川が流れていて、ここに土砂が溜まったような三角の場所が出来ます。こういうのを三角州と言います。ということで、これを覚えて下さい。そしてもう一個が、三日月湖です。ここに三日月になっている湖がないですか?これは人工的に作った訳じゃないです。凄いでしょ?これがどうなっているかというと、川がシャーって流れて、この辺の地盤が硬かったんだと思います。グネって曲がっていきます。そうすると、川が流れているとこっち側に流れていって勢いでガリガリガリガリって削っていきます。なんとなくそれは前の方の動画でも説明しました。そしてこっちの方に砂が積もっていきます。ある時もの凄い台風とかが来て雨がドシャーと降って川の勢いがジャーっと凄い勢いで流れます。そうするとここをガリガリガリガリガリと削られて、新しい川がこのように生まれます。ここの部分が取り残されて、こんな形で三日月湖になっていったりします。

もちろん1日2日なるようなお話ではなく、長い年月を掛けて積み重なって

このようなV字谷せんじょう地三角州三日月湖といったような地形を川が作っているという所を押さえておきましょう。この内容は社会でもよく出題されてくるキーワードなので、しっかり押さえて学習頑張って下さい。

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