水圧の求め方と公式|圧力・気圧の違いも整理【理科のコツ】
圧力・水圧・気圧
水圧の求め方と公式|圧力・気圧との違いも整理
水圧の問題で手が進まないときは、まず圧力=力÷面積を土台にして、水圧は深さで増えることをつなげると整理しやすくなります。
このページでは、圧力・水圧・気圧の違いを図と例で確認しながら、計算前に押さえたい見方をまとめます。
圧力・水圧・気圧を最初にまとめて整理したいときへ
この単元は、水圧だけ、気圧だけと別々に覚えると混ざりやすくなります。まずは力と面積、次に深さ、そのあとで水と空気の違いをつなげると整理しやすくなります。
物理分野の見直し順を先に決めたい場合は、講座案内ページから確認できます。
先に要点だけ確認
- 圧力は「力÷面積」で求める。単位はPa。
- 水圧は水の重さによる圧力で、深いほど大きい。
- 気圧は空気の重さによる圧力で、上下左右から受けるので感じにくい。
ここで押さえたい整理のしかた
要点だけを見ると簡単そうでも、実際には「圧力の式」、「水圧は深さ」、「気圧は空気」が頭の中で別々になりやすい単元です。
水圧だけを別物として覚える前に、まず圧力の基本からつなげて見直したい場合は、中学受験理科の個別指導ページで整理の進め方も確認できます。
※動画では、圧力・水圧・気圧のイメージを身近なたとえで確認できます。
圧力の基本──水圧の前に「力」と「面積」を整理する

力の単位と圧力の単位
まずは、「力」と「圧力」は別物であることをはっきり区別しましょう。
- 力:ものを押したり引いたりする大きさ。N(ニュートン)で表します。
- 圧力:その力がどれくらいの面積にかかるかまで含めた量。Pa(パスカル)で表します。
圧力の式
圧力は次の式で表します。
圧力 = 力 ÷ 面積
(単位:1 Pa = 1 N/m²)
ここで確認したいこと
圧力で毎回つまずくときは、式だけを覚えるより、「同じ力なら面積が小さいほど圧力が大きい」まで一緒に言えるようにしておくと、水圧や気圧にもつなげやすくなります。物理分野をまとめて整理したい場合は、中学受験理科の個別指導ページも参考になります。
面積が変わるとどうなるか
- 同じ力でも、面積が狭いほど圧力は大きくなります。
- 同じ力でも、面積が広いほど圧力は小さくなります。
画びょうの針先、ハイヒールのかかと、雪に沈みにくいスノーシューを思い出すと、式の意味をつかみやすくなります。
圧力の土台で止まりやすいとき
水圧に入る前に、PaとNの違い、面積が小さいほど圧力が大きいという見方があいまいだと、その先で手が止まりやすくなります。
「水圧の求め方」で止まっているように見えて、実は圧力の基本から崩れていることも多いので、物理分野を土台から整理したい場合は、中学受験理科の個別指導ページで見直し順も確認してみてください。
水圧の求め方──深さで増える理由を押さえる
水圧は、水の重さによって生じる圧力です。水の中で深くなるほど、上にある水の量が増えるので、水圧は大きくなります。
- 浅い所より深い所の方が水圧は大きい。
- 同じ深さなら、左右の位置が違っても水圧は同じと考えます。
- 水槽の側面に穴をあけると、深い位置の穴ほど勢いよく水が飛び出すので確かめられます。
いきなり水圧だけを別物として覚えるのではなく、圧力=力÷面積の上に、
「深いほど上にある水の重さが増える」→「かかる力が増える」→「水圧が大きくなる」
という順でつなげると整理しやすくなります。
入試では、図だけ見て「どちらの穴が強く出るか」「どこが最も水圧が大きいか」を答える問題もよく出ます。式だけでなく、深さを見る習慣をつけておきましょう。
気圧との違い──水の重さか、空気の重さか

気圧は、空気の重さによる圧力です。水圧と似ていますが、押しているものが水ではなく空気です。
- 水圧:水の重さによる圧力
- 気圧:空気の重さによる圧力
私たちは空気にも常に押されていますが、上下左右あらゆる方向から押されているため、ふだんは感じにくくなっています。
気圧は物理だけでなく、天気分野の高気圧・低気圧・等圧線でも出てくるので、理科全体のつながりとして見ておくと整理しやすい単元です。
水圧と気圧が混ざりやすいときは
名前だけで覚えると混同しやすいので、水圧は水の重さ、気圧は空気の重さと原因までセットで確認しておくと整理しやすくなります。天気分野まで含めて理科全体のつながりを見直したい場合は、中学受験理科の個別指導ページも活用できます。
混同しやすいポイント──圧力・水圧・気圧の違い
| 用語 | 何による圧力か | 押さえるポイント |
|---|---|---|
| 圧力 | 力が面積にかかることで生じる | 圧力=力÷面積、単位はPa |
| 水圧 | 水の重さ | 深いほど大きい、水槽の穴の実験で確認しやすい |
| 気圧 | 空気の重さ | 四方から受けるので感じにくい、天気分野でも頻出 |
要点まとめ──手早く見直すならここ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 圧力の式 | 圧力=力÷面積。単位はPa、力の単位はN。 |
| 水圧 | 水の重さによる圧力。深いほど大きい。 |
| 気圧 | 空気の重さによる圧力。上下左右から押されるので感じにくい。 |
| 面積との関係 | 同じ力なら、面積が狭いほど圧力は大きい。 |
| 入試での見方 | 式だけでなく、深さ・面積・どこから押しているかを見る。 |
確認問題──最低限ここだけチェック
- 圧力の式は何ですか。
- 水圧は浅い所と深い所でどちらが大きいですか。
- 水圧と気圧は、それぞれ何の重さによる圧力ですか。
- 同じ力なら、面積が広い方と狭い方でどちらが圧力は大きいですか。
まとめ──水圧は「深さ」、圧力は「面積」まで見る
水圧の問題でつまずきやすいのは、式だけを覚えて、何が変わると圧力が変わるのかが曖昧なままになるときです。
- 圧力=力÷面積を土台にする
- 水圧は深さで増えると押さえる
- 気圧は空気、水圧は水と区別する
この3点をつなげて見られるようになると、計算問題だけでなく、実験問題や文章問題でも判断しやすくなります。動画とあわせて何度か見直してみてください。
圧力・水圧・気圧をまとめて整理したいときへ
圧力は、公式だけ、水圧だけと別々に覚えると混ざりやすい単元です。力と面積、深さ、水と空気の違いを図や実験とつなげて整理すると、問題でつまずきにくくなります。
中学受験理科の物理分野をまとめて見直したい場合は、最後に講座案内ページを確認してみてください。


