地学分野の特徴と引っ掛かりポイント【動画解説】
■地学分野の特徴について
――まずは地学分野の特徴についてお話を伺います。
高野:知識分野と計算分野が50%ずつなのでバランス良く学習することがポイントになります。
また、地学ジャンルが難しいって言ってくる子が一番多いです。天体とかだと3Dになるのでそれを平面に書かれると想像できない人が多いです。これは塾としての課題でもあるんですけど、ホログラム作って教えたい位です(笑)
ですので、地球儀とか、最近だとそれらを実感できるアプリもあるようですので、それらをうまく活用しながら
天体が空間的に動いてるっていうのを把握してもらうのが一番大事なところです。
■地学分野での「引っ掛かりポイント」
――地学分野でよく引っ掛かるポイントってどんなものがあるのでしょうか?
高野:地学分野も計算が多いので、やっぱり単位系で引っ掛かるのが大きいです。
あと、地震や地層系の問題になると、ある程度用語も知らなきゃいけないのと、
問題にも条件が沢山付加されるので国語力は必要になりますが、
その問題の条件を読解していくっていう所で引っかかる子が多いかなと思います。
――地学って他の3ジャンルと比べると引っ掛かる生徒さんが圧倒的に多いイメージがありますね。
高野:そうですね、何か問題が作りやすいところもあるのかなと思っていまして、
例えば地層の穴埋めの問題も、ちょっと坂道にするだけで大分想像しにくくさせることもできます。
天気や風の向きは北半球と南半球で動きが違うので、もう南半球にするだけでガンガン引っかかってくれます(笑)
(対策としては)図を使うということがすごく大事かなとは思います。
図や表を使って「こういうふうに現象が起こってるんだ」っていうのをまず把握します。
そして、それを「ワード化」していくことが大事です。
結局はテストって記述で書くので、図では何かこんな感じで雲できてたっていうことを
分かっていても、それが言葉でアウトプットできないと点数にならないのでやっぱり図や文章っていうのを
教科書とかテキストを参考に覚えていくっていうことが大事かなと思います。
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